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銀河英雄伝説
自由惑星同盟軍 標準戦艦(ユリシーズ)・巡航艦
アルバクリエイツ 1/5000 SCALE

艦体について
『銀河英雄伝説』に登場。
自由惑星同盟末期の数年間に建造された戦艦、巡航艦の1タイプ。
マーク「913-D」の戦艦はユリシーズである。
「210-K」の巡航艦は名称不明だが、第4次ティアマト会戦に参戦したのが確認されている。
帝国軍の戦艦、巡航艦と比較して小型だが、これはコンパクトかつ機能的にまとめているのと、大気圏突入能力を有していないためだろう。惑星とのやり取りはシャトルを利用して行う。

ユリシーズは宇宙暦795(帝国暦486)年9月時点、自由惑星同盟軍第2艦隊に所属していた。第4次ティアマト会戦に先立つ、レグニッツァ惑星上空戦にて確認されている。
その後、第8艦隊に転属、後にアムリッツァ会戦と呼ばれる、帝国領侵攻作戦に参加。艦隊の9割を損失する大敗の中でも生き残った。その際、艦の汚水処理システムに被弾したため、「トイレを壊された戦艦」と言われてしまう。
アムリッツァ会戦で第8艦隊は消滅したため、以後はヤン・ウェンリー指揮下のイゼルローン駐留艦隊に編入。おもに哨戒任務を行っていたが、ユリシーズが哨戒に出るたびに敵襲があるので「ユリシーズが敵を連れてくる」と皮肉を言われたりもした。
宇宙暦799年、自由惑星同盟と袂を分かつことになってしまったヤンの「ヤン不正規隊(イレギュラーズ)」の臨時旗艦となり、ヤンの死後ユリアン・ミンツが引き継ぐことになる。
結局最後まで生き残ったユリシーズは、まさに「幸運な艦」と言えるだろう。

キットについて
キットは標準戦艦、巡航艦、駆逐艦のセットなのだが、駆逐艦は資料不足なのでディテールアップも難しいと判断したので今回は作成していない。資料が集まったら、何かのおまけとして作ろうかと思っている。

戦艦のほうがキャストパーツ1、メタルパーツ5、巡航艦がキャストパーツ1、メタルパーツ2という構成。キャストの抜けは良く、パーティングラインも丁寧にやすりがけするだけできれいになる。ただ、(私が手にしたこのキットだけかもしれないが)標準戦艦の穴状モールド(砲口)が数カ所浅くなっていたので、0.7mmピンバイズで彫りなおしている。
このキット最大の難点は、両艦下部にあるフィン状パーツ。0.3mmプラ板と0.3mm真鍮線で自作しないといけない。形をそろえるのも一苦労。(笑)

メタルパーツがあるので、タミヤサーフェーサープライマーで下地塗装。その後、グンゼ Mr.カラーで塗装。

・全体 濃緑色90%+白10%
・フィン状パーツ、センサー(?) 明灰白色
・艦底部メカ ミッドナイトブルー
・艦底部艦載機 ニュートラルグレー

全体の色は、多少濃くなってしまった。白は20〜30%くらい混ぜるのがいいかもしれない。
塗装後、タミヤエナメルカラー黒でスミ入れ&ウォッシング。デカールを貼った後でつや消しクリアーをスプレーした。
ユリシーズ1
横から
(クリックすると大きい画像が表示されます)

ユリシーズ2
斜めから
(クリックすると大きい画像が表示されます)

ユリシーズ3
ほぼ前方より

ユリシーズ4
後方より

ユリシーズ5
比較
左より、帝国軍標準戦艦、同盟軍標準戦艦、同盟軍巡航艦、帝国軍巡航艦

(C) 田中芳樹 TKKW
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