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宇宙戦艦ヤマト
ガミラス帝国軍 デスラー三段空母
BANDAI NON SCALE SPACE CRUISER YAMATO メカコレクション

艦体について
『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』に登場。
ガミラス帝国軍の主力空母。前方の、三段構造になっている甲板が特徴的である。戦闘機、爆撃機、雷撃艇等を搭載している。
グリーン系のカラーが一般的だが、第二空母(薄紫)、第三空母(水色)のように特別なカラーを施した艦も存在する。

『宇宙戦艦ヤマト』に登場した、ドメル艦隊の第一、第二、第三空母は、ヤマトを追い詰めたが後一歩のところで全艦撃沈した。
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』に登場した、デスラー戦闘空母(第5回参照)を旗艦とするガミラス艦隊所属の三段空母3隻は、暗黒星団帝国第一艦隊、および自動惑星ゴルバによって全滅している。

キットについて
これも、1998年3月に再販されたものである。
シリーズ中盤のものなのでキットの出来はいい(多少の省略があるものの)のだが、箱絵や映像と比べると、なにか形状に間違いがあるようである。が、詳しい資料を持っていないのでどうしようもなく、今回は特に改造やディテールアップはしていない。

小さなパーツ(甲板の間の柱など)が多いので、やすりがけ、組み立て、塗装は壊さないように注意深く行う必要がある。(実際、塗装中に、接着したパーツが1個外れた→接着しなおして再塗装をするはめに(涙))
あと、三段甲板等入り組んだ(色を塗りにくい)個所が多いので、ある程度分割状態で塗装、その後で接着する必要があったりする。

・下から2段目の甲板+2段目と3段目をつなぐ柱2本
・下から3段目の甲板
・最上部の甲板
・最下段甲板と2段目の甲板の間のパーツ
・下から3段目の甲板と最上部甲板の間のパーツ
・後部甲板パーツ+艦体とをつなぐ柱2本
・艦体と最下段甲板およびその他パーツ

に分けた状態で塗装、スミ入れとウォッシングを行った上で接着している。

カラーリングは以下の通り。

・全体 エメラルドグリーン90%+白10%+黒微量
・甲板ライン 白

タミヤのホワイトサーフェーサーで下地塗装をした後、隠ぺい力(注1)が弱い白を全体にスプレーし、甲板ライン部をマスキングした上でグリーンをスプレーしている。


注1:「隠ぺい力」白や黄色などは、下地の色が濃い色の場合、塗っても本来の発色が出ない。そのため、色を塗る際は、サーフェーサー(薄いグレーや白)で下地塗装した後、薄い色から順に塗り重ねていく。
三段空母 1
斜め前方より(クリックすると大きい画像が表示されます)

三段空母 2
横から
特徴的な三段甲板がよくわかる。

三段空母 3
後方より
後方下部にも甲板がある。

(C) 松本零士