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銀河英雄伝説
銀河帝国軍 巡航艦
アルバクリエイツ 1/5000 SCALE

艦体について
『銀河英雄伝説』に登場。
銀河帝国軍の巡航艦のうちの1タイプ。ゴールデンバウム朝末期からローエングラム朝初期に建造、使用された。基本的にどの巡航艦も似たような形状をしているが、建造された時期、工廠などによって細部が微妙に異なる。
艦隊の主力(艦隊においては、戦艦などよりも、巡航艦、駆逐艦のほうが圧倒的に多い)であり、惑星間の連絡や哨戒など様々な用途に使われた。

キットについて
一般のおもちゃ屋さんなどでは手に入らない、いわゆる「ガレージキット」と呼ばれる少量生産の模型である。
それゆえ、完成までの手順も通常の模型と異なるが、簡単に説明すると、

・パーツの洗浄(離型剤が表面に残っているので)
・バリ(不要部分)の切り取り
・接合部分に穴をあけ、真鍮線で補強する
・仮組みでチェック
・塗装前で接着すべき部分は接着
・パーティングライン、気泡、接着部分等のパテ修正
・軽くサーフェーサー(下地剤)をスプレーし、上記のやり残しがないかチェック あれば修正
・全体にサーフェーサーを吹く
・塗装

と、通常のプラモデルではしないことをする。

このキットは、パーツ数5つと非常に作りやすい。分割は後ろの4つのエンジン部分。真鍮線で補強した上でエポキシ接着剤で接着(一般的なガレージキットで使われているレジンキャストという素材は、エポキシ接着剤や瞬間接着剤で接着する)した後、段差をポリエステルパテで修正した。(これがこのキット唯一の苦労点)
「気泡埋め」は、ガレージキットには避けて通ることの出来ないチェックポイントなのだが、このキットについては幸い気泡は1箇所しかなかった。
他はパーティングラインを丁寧にやすりとパテで消したくらい。
サーフェーサー処理した後、塗装。すべてグンゼ Mr.カラー。

・全体 軍艦色2+黒少々 をエアブラシでスプレー
・球形パーツ 明灰白色 を筆塗り
・パイプ、センサー等小パーツ ミッドナイトブルー を筆塗り
・ノズル内部 ニュートラルグレー+赤少々 を筆塗り

塗装後、タミヤエナメルカラー黒でウォッシング(注1)。デカールを貼った後でつや消しクリアーをスプレーした。
塗装説明書は付属していないので、ビデオを何回も繰り返し見て色、塗り分けを判断した。


注1:「ウォッシング」汚し塗装のひとつ。10倍以上に薄めた色(通常、エナメルカラーのつや消し黒)を全体に洗うように塗り、その後全体をシンナーでへこんだ部分に軽く残るように拭き取る。簡単に経年効果を表現することができる。プラスチックにはやり過ぎないように注意。
帝国軍巡航艦1
側面(クリックすると大きい画像が表示されます)

帝国軍巡航艦2
斜め

帝国軍巡航艦3
後方より
ノズル内部等、色はアニメのシーンを何度も見て判断

(C) 田中芳樹 TKKW
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