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FGザク 関節加工 第1回

バンダイ ファーストグレード(以下、FGと記載)シリーズは\300と低価格ながら、基本スタイルはパーフェクトグレードシリーズと同じ、モールドのシャープさなどはハイグレードシリーズの同一MSよりも上、と非常に魅力的なキットです。ですが、初期の1/144シリーズと同じように「ポリキャップ無し、塗装のしやすさはまったく無視」と非常に作りにくいキットでもあります。
ここではキットの余り、市販のパーツを流用することによって、「塗装がしやすいように」を主目的とした関節の加工を紹介していきます。
今回、キットはFGシャア専用ザク、FG量産型ザクを使用しますが、FGガンダムにも応用できるはずです。

1.準備するもの(キット&基本的組み立てに必要なものを除く)

2.胴体部
ポリキャップPC-111 Fを3つ、首、両肩の穴に取りつけます。
ポリキャップの両側には5mm四方のプラ版の中央に3mmの穴を空けたプラ板を付け、接着剤で仮の位置決めをした(その時、写真のようにプラ棒をさしておくと位置の確認がしやすいです)後、SSP-HGで固定してしまいます。
この時、首のポリキャップは前後に動くようにしておくと、頭部の上下動を再現することが出来ます。
(FGシリーズの欠点として、「頭部が多少上を向いたように見える」がありますが、これであごをひいた状態にすることが出来ます)
胴体部にポリキャップを組みこむ
3.股関節
そのまま組み立てて胴体に組み込んでも、大腿部を後ハメすることが可能なのですが、写真の黒い部分をすこし削り落とし可動範囲を広げることで、より後ハメしやすくなります。
股関節の可動範囲を拡大

4.足首

ポリキャップPC-111 Gがそのまま使えます。
足首にポリキャップのボールジョイント受けを

5.脛の内部フレーム その1

足首の関節部分を切り落とします。切り落としたところの中央に2mmの穴を空け、ボールジョイントの球&軸(写真ではボール+プラ棒にしてますが)をさしこみます。この時ちょっとだけ軸が見えるようにしておくと、足首の可動範囲が広がる+足が短い印象のFGザクを足長に見せることが出来て一石二鳥です。
膝関節の部分はそのままでも構いませんが、写真のように軸をABSパーツのランナーにしておくと、動きがしぶくなります。
脛の内部フレーム加工 1